unknown

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵のunknownのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

70年代南アフリカのアパルトヘイトの撤廃を主張する活動家等が逮捕され刑務所から脱獄するお話。

他の映画なら10分前後で華麗に脱出しそうなどころを100分に渡る七難八苦の脱出劇に。

実話らしいがこの時代だからこそと言う話しではある。いくつもの箇所の鍵を木片を加工してトライ&エラーで作り上げていく。
現代なら電子ロックで解錠の記録も残るし監視カメラもつき放題、顔や指紋、網膜のスキャンなんかもあるし到底無理であろう…

実際、どこまで刑務所の構造や鍵の数など実話に近いかわからんけどよく木片で作ったなとは思う。
そう言う意味で脱出の苦労やスリルは面白かった。

アパルトヘイトの問題が単に高圧的な白人看守でひたすら嫌な奴として描かれただけなのがちと残念。
現実には撤廃して2・30年たった今でも消えてはいないわけで根深いものがある。
刑務所の中での話しだから反対派が主人公達の囚人側数人が所々で話してる程度なのが残念。
この辺の時代背景の深掘りは欲しかったと思う。
unknown

unknown