よしき

マリグナント 狂暴な悪夢のよしきのネタバレレビュー・内容・結末

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

とんだダークホースよ。ちょーーー面白かった!

オープニングクレジットから凝ってるし、昔の人体実験ビデオテープとか患者のファイルとか廃墟となった病院の雰囲気とか全部好きなやつ。
最初はホラーしてて、物語も中盤にいくと『シャッターアイランド』とか『セブン』みたいなホラーというよりミステリー、サスペンス色が強くなってきて、ラストにまさかの『アクアマン』アクション!1作でこんな色んなジャンルが楽しめるなんてすごい。

ガブリエルの戦い方がVフォー・ヴェンデッタっぽくスタイリッシュでかっこいいし、造形も好き。ラストのマディソン(アナベル・ウォーリス)なんてMCUの新しいダークヒーローって言われても信じちゃうレベル。

他のキャラもみんな個性豊かで全くモブじゃなかったのも素晴らしい。
ケコア刑事(ジョージ・ヤング)は珍しく優秀な刑事。顔がパトリック・ウィルソン似で、ジェームズ・ワンはああいう顔が好きなのかなって思っちゃった。笑
妹のシドニー(マディー・ハッソン)は明らかに事態は深刻なのに、超常現象に喜んじゃうところとか、フローレンス・ピューみたいなピュアな妹感あった。
そして、なんか捕まってたゾーイ・ベルさん。

各キャラそれぞれに単独行動があって、舞台も違うのがゲームやってる感覚に近くて、とにかくドキドキワクワクが詰まった作品でした。
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