マリグナント 狂暴な悪夢のへぷたのネタバレレビュー・内容・結末

期待通り、期待を超えてくる斬新な作品。しかしながら王道ホラーとも言える。ホラーの中にスリラー、サスペンス、アクションの要素がぎっしりと詰まっているにもかかわらず、それぞれが分裂せず最後まで筋が通っているところが素晴らしい。
個人的には逆向きのまま暴れるアクションシーンがとても良かった。ビジュアルの不可解さからくる気持ち悪い怖さが残りつつ、ジョンウィックを彷彿とさせるようなスタイリッシュさもある。途中、ダークヒーロー映画を観ているような気分になった。
”オールタイムベストに入れる。”という人がいるのも頷けるほどの傑作だった。