TsukiY

ミナリのTsukiYのネタバレレビュー・内容・結末

ミナリ(2020年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

びっくりするぐらいあっさり。
時代背景知った方がもう少し楽しめるか?
映画館を出たカフェで20世紀中盤の韓国人の米国移民の歴史や、本作の背景について勉強してみた。

Q:監督はどういう人?
A:リー・アイザック・チョン。実写版「君の名は。」のメガホンを取る予定。本作は監督幼少期の経験を基に作られている。ほぼ実話。

Q:舞台はいつ、どこ?
A:1980年代、アメリカのアーカンソー州。田舎of田舎。
1965年までアジア系の移民は禁じられていた。法律撤廃後、70年代からアメリカに新天地を求めて移民や出稼ぎが増え始める。中でも主流は中華系と韓国人だった。中華系はレストランで、韓国人はコンビニ、酒屋、カツラ屋さんで生計を立てた。その中で農業を営む監督の両親はイノベーターであり、非常にレアな存在だった。アーカンソー州の土地は耕しにくい石灰質。

Q:なんでおばあちゃんが花札知ってるの?
A:日本統治時代の名残。

Q:韓国映画なのにアカデミー賞最優秀作品賞ノミネートされたのはなんで?
A:出資はアメリカ。配給はA24。プロデューサーにブラピ。監督、出演者の大勢が韓国系アメリカ人。歴としたアメリカ映画。なお、アカデミー賞は最優秀外国語映画賞を取りやめたので、あったらこっちでのノミネートも考えられた。

hmm...
誰しもが移民の国だからこそウケたのかな
TsukiY

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