このレビューはネタバレを含みます
「映画の持つ力をフルに活用して、伝えたいメッセージを発信することが我々の願望でした」
パンフレットに載っていたジョニーの言葉を噛み締めながら帰りました。
ジョニー・デップの待望の最新作！しかも何やら伝えたい事があるらしい！正直観に行った理由はそれでした。
恥ずかしながら、水俣病については社会科の授業で聞いたことがある程度で…映画の中で、日本の問題を海外のメディアが取り上げたように、私も日本の問題を海外の映画から学んで、不思議な追体験をしたような気分になりました。
映画にならなかったら、ジョニーが出ていなかったら、関心も持たなかったかもしれないけど、今回映画を通して少し知る事が出来たので良かったな。ありがとう。
ただ淡々と悲しく事実を辿る訳ではなく、映画としても楽しめます。ダメ親父なユージーンさんはお茶目で若干の既視感があるし、ファン目線でも楽しい。
一番印象に残った、哀しくて綺麗なお風呂のシーン含め、少し実際の写真も見てみようかな…。
