ハレルヤ

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のハレルヤのレビュー・感想・評価

3.8
1981年のアメリカ。一人の青年が知人を突然刃物で惨殺する事件が発生。著名な心霊研究家のウォーレン夫妻は彼が悪魔に憑依されていたと確信。死刑を求刑されている彼を救うため悪魔による犯行を立証しようと奔走する姿を描いたホラーサスペンス。

ウォーレン夫妻による悪魔との戦いを描いた「死霊館」シリーズ3作目。冒頭から悪魔祓いの壮絶な攻防で幕を開け、いきなりガッツリ引き込んできます。

良くも悪くもホラー映画の割には見やすい作風になっていて、エンタメ作品としての仕上がりは上々。音で驚かす演出が多い以外は満足度は高いです。

本作で前2作のジェームズ・ワン監督が降板したのが響くかなぁと思っていましたが、パワーダウンはせず。最初から最後までしっかりと見せきる作品に仕上がっていました。

今回も実話をベースにした内容。エンドクレジットでの実際の音声を聞くと、こっちの方が怖いと思わされるほどの生々しさ。ゾクッとしましたね。間もなく公開の一連のシリーズ最新作も密かに楽しみにしています。
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