いかえもん

唐人街探偵 東京 MISSIONのいかえもんのレビュー・感想・評価

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)
4.0
明けましておめでとうございますー!今年もよろしくお願い致します。

毎年新年1本目のレビューは日本の映画で!と思っていたんですが、よく考えると、去年はドニーさんの「追龍」というお正月に向いてない映画で幕を開けました。全く一貫性がなくてすみません。

で、今年はですね、実は年明け最初に見た映画は、これではなくて日本の映画(後ほどレビュー上げます)なんですが、新年1本目のレビューはやっぱ華やかなのがよい!ということで、こちらにしました。製作は中国ですが、日本が舞台でアジアの俳優さんがいっぱい出ています。
そして、昨日2021年最後のドラマレビューで上げました「琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~」の主演であるリウ・ハオランくんが出ているということも選んだ理由の一つです。

でも一番大きな理由は、すごく自然な感じでアジアの色んな俳優さんが融合して面白い作品になってるところが気に入ったのです。出ているいろんな国の俳優さんに誰もゲスト感がなくて、みんなで作ってる映画って感じがしたのが、なんだかこれからの時代を感じる作品だったので、新年1本目のレビューにしたいなって思ったんですよね。

この映画はシリーズものの3つ目にあたるようで、これまでの2作品は日本での公開はなかったようです。2に関しては3の人気を受けて最近一部の映画館で上映されたみたいです。
シリーズ3作目ではあるものの、1話完結ものなので、3だけ見てもほとんど違和感はありません。ちょっとだけ、これは前の映画に出てたキャラなのかもなぁと思わせる人物が出てきますが、それも特に気になるほどではないかと思います。むしろ前の作品も見たいんですけど、ってなります。

ストーリーは日本で密室殺人が起きて、その犯人と疑われたヤクザの親分が、リウ・ハオラン扮する探偵を雇って自分が無実であることを証明させようとさせるのですが、話は意外な方へ…という感じ。

探偵さんの一人、ワン・バオチャンって、ドニーさんの「カンフージャングル」でめちゃくちゃ強いカンフー使いの殺人犯役をやってたんですが、「新喜劇王」ではバリバリのコメディをやっていたので、今回はその二つがミックスされた感じでした。コメディ8割ですが、最後の方でアクションシーンがありまして、そこはさすがの身のこなしでした。それに銭湯で服脱いだら見た目のコメディ感と違う筋肉質の身体出てきましたしね。

で、もう一人の探偵さんリウ・ハオランくんなんですが、めちゃくちゃかわいいです。
そして…、彼にはなんと!八重歯がある!!!(そこかい)
普段はほとんど見せませんが、にっこり笑ったときに八重歯があるのを私は見逃しませんでしたよ~!八重歯男子が好きな私のレーダーが反応しましたです。
琅琊榜の時はかわいいやんちゃな少年から、立派に成長していく彼の演技が見られて結構うならされたんですよね。今回は現代劇だし、コメディタッチでもあるので、そこまで高い演技力が要求されたわけではなかったとは思いますが、爽やかで純朴な好青年を演じてて、これからもいろんな作品で活躍してほしいなぁと思います。八重歯がかわいいし~。

それと、日本が舞台で日本の有名俳優さんもいっぱい出てました。特に妻夫木君って歳とっても相変わらずかわいいし上手いですね。昔結構好きだったんですよねー、「ブラックジャックによろしく」の頃。彼のウインク最高でした。トニー・ジャーもちゃんとアクションシーンもあってよかったなー!ちびまる子ちゃんのコスプレも笑った。

あと…、最後にサプライズゲストが出てましたねー!あ、その声はもしや!と思ったら香港四天王の…でした。あれはテンション上がる!
次回作もありそうなので、過去作も配信なりディスク化なりをお願いしたいですわ!