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ディナー・イン・アメリカのsato4のレビュー・感想・評価

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)
4.5
【2021年92本目】
なんて素敵な映画!素敵なカップル!
こういう映画がたまーに観られるから映画館通いがやめられないんだよなぁ。

冒頭からこの映画の持つ独特なリズム感にすっかり魅せられてしまった(オープニングは100点満点!)。主役ふたりがアウトローなのでまったく共感はできないし、片方だけ見てるとどうみてもダメな人達なんだけれども、ニコイチになった時に発せられる無限の魅力とふたりの関係性の尊さにノックアウト。パティが段々可愛く見えるようになるのとか魔法をかけられているようで、いつまでもいつまでもこのふたりを観ていていたかった。ラスト付近のあっさりさに物足りなさも感じるけれどもそれもまた良し。

『バッファロー'66』を観た時にも同じような感情を抱いた記憶。同作みたいにまた大切な一本が増えました。決して万人向けでは無いだろうけれども、個人的にはメチャメチャ好きだわこの映画。
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