やまざきこうた

あの頃。のやまざきこうたのレビュー・感想・評価

あの頃。(2021年製作の映画)
2.0
一番よかったシーンは松坂桃李があややに吸い込まれていく冒頭のシーン。

とにかく「あの頃」というタイトルが強すぎる。
観客はその後のお話に期待するんだけど、いつまでも「あの頃」の話をしているし、その内容が薄い。
ずっと仲間内で集まってるんだから、「あの頃」なんて振り返らずとも、すぐそこにあるじゃんというツッコミをしてしまう。せいぜい大阪と東京の距離なら、全然。家庭とか仕事とかで生活環境が変わるならまだしも。

何を見せたかったんだろう。
病気になっちゃう展開も、必然性が感じられず、でも本筋に乗っけたい感じはする(生前葬のくだりとか寒すぎ、なんだあれ)

よかったところは、当時のハロプロファンの熱量が伝わってきたところ。当時のファンたちこそ見るべき映画だったのかな。
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