テラビシアにかける橋のやまざきこうたのネタバレレビュー・内容・結末

公開当時、観てからずっと忘れられない作品。
子どもの自分からすると、レスリーの死はかなりショッキングでした。
ジェスの立場になったら身が張り裂けそうな思いです。
そんな中、橋作っちゃうんだからね、ジェスは。泣いちゃう。
マイガールを彷彿とさせるお話ですが、ファンタジー要素が異なるところかな。

少年少女たちの特有の悩みと社会と世界がちゃんと描かれていて、それらから解き放ってくれる想像力の素晴らしさよ。
対する大人たちは現実として立ちはだかりつつも、寄り添ってもくれる。優しい映画でございます。

ジェスの視線による演出が見事だな〜と思います。視線で語る。何を見ているか、何が見えているか。面白い。

それにしても、ズーイーは本当にいい映画にいい役で出てるよな〜。