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あの頃。の8823のネタバレレビュー・内容・結末

あの頃。(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

松坂桃李が推しに目覚めるシーンのリアルさ、わかる〜!!ってなった。好きになるじゃなくて気づいたらもう堕ちてるあの感じ。あと仲間と推す推しは最高。
ただ推し以外の大切なものが出来て、だんだん疎遠になって行く様子があまり伝わってこなかったのが残念。あんまり疎遠感なかったし、物理的な距離あればそうなるよなあ、と。あと、劔とコズミン以外のキャラの掘り下げ弱くない?って感じてたら、脚本今泉さんじゃなかったのか。
生前葬とかふざけた追悼式とか、苦手な人は苦手なんだろうなーと思ったけど、劔が歌ってるときに涙流して、コズミンが笑顔で「あの頃楽しかったな」的なこと言うの、なんかすごいグッと来た。コズミンが泣くシーンが多分2回あったけど、流石仲野太賀良い演技。
まずいクリームシチューとか、しょーもない宅飲みのダラッとした感じとか、振り返った時に1番懐かしくなるし、多分言ってしまえば推しのライブより戻りたいなーって思っちゃうやつ。
「今が1番楽しい」「常に今が人生のピーク」死ぬまでこう言い続けたい。
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