Rio

おらおらでひとりいぐものRioのレビュー・感想・評価

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)
3.5
おばあちゃんの回想妄想ファンタジー

夫に先立たれ1人暮らしの桃子さん75歳
お茶をすすりぼーっとしていると
ふと若かりし日の自分と夫、子供達のはしゃぐ姿が見える

おらの頭おかしくなってきてねーっぺか??

すると現れた三人衆(濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎)
彼らは桃子と同じ服を着ている
桃子の心が生み出したイメージだった
寂しさの擬人化
おれだばおめだ♪おれだばおめだ♪
この3人のわちゃわちゃw

時折思い出す夫との楽しい思い出
かけがえのない日々、、、
夫の死で悲しみの淵に沈んだが
同時に「自由」を知った
夫がくれた1人の時間、、、

おらおらでひとりいぐも

ありのままの老人の生活を見てるようだった
テレビ見てぼーっとして、多量の薬のんで湿布貼って、病院行って、うとうとして、、、
主演の田中裕子さんの表情と東北弁が沁みる

年齢に関係なく
「どうせ、、、」なんて卑屈にならずに
きっとできる!やってみよう!!って
一歩前に進むマインドが大切だなって思う◎

ハナレグミが歌うエンディング曲
この映画をぎゅっ!としたような歌詞
沖田修一監督が作詞している
優しい歌声♡温かい気持ちになる♡
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