これって宗教が主題のように見えてしまうけど、バラバラな家族が主題かなあと思う。
祖父母の対立も宗教が違うから対立するという描き方だけど、現実世界でこう人たちを目にする状況の時って宗教を理由にいちゃもんをつけてるだけで元々お互い気に入らないという個人の問題では？
両親の怒鳴り合いは宗教の話だけではないし、エイブが心痛めてるのはあらゆる点でいがみ合ってるからだと思うから。
あと、宗教どうのって前にこの家族ほとんどエイブの方を見ないし、親はエイブの話最後まで聞かず遮ってる。
だからエイブがキャンプ行ってなくても、居なくなってもすぐに気付かない。そいう点から本質は宗教ではなく家族間それぞれ個人の問題だと思った。
親を責めることはできないけど、エイブが何を考えて何をしたいのか本当に耳を貸してるわけではなくて、心温まる描写が家族のシーンで少なくて、ケンカ描写がかなりきつかったので90分で終わってよかった。
アメリカに居ればチコに聞かれたようにルーツは？って聞かれるんでしょうね
無意識に自分で自己をどう捉えるか選択を迫られて、努力して探求することは偉いと思うけど
無理にその時選択して自己を定義してラベリングする必要は無いと思うよって言ってあげたい
