キツネとタユタム

トゥモロー・ウォーのキツネとタユタムのレビュー・感想・評価

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)
4.7
未来で起こるエイリアンとの戦争に過去の人類が駆り出されるお話。

半端ない面白さだった。
ただのSFアクションでは無くストーリーや設定がかなり作りこまれており、人間ドラマも熱く、最後には泣ける一本に仕上がっていた。

過去から未来に送り込む人選も説得感があるし、未来での出来事も厚みが凄い。
劇中に「やり直せることなど滅多に無い。もう一度チャンスがくるのは奇跡」みたいなセリフがあるんだけど、それがとても心にくるものがある。

未来に行って終わりではなく、未来で見てきて感じたことで、主人公は何を感じ、どう行動するのかというところがしっかりと描かれていて、重厚な2時間を過ごすことができたように感じる。
キツネとタユタム

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