ポケ文太郎

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャングのポケ文太郎のレビュー・感想・評価

3.8
19世紀後半のオーストラリア🇦🇺で実在した最も有名なブッシュレンジャー、ネッド・ケリー
彼の伝記小説『ケリー・ギャングの真実の歴史』の映画化

イギリスの犯罪者の流刑地だったオーストラリア
ネッドの父親は元囚人でアイルランド系
彼の家族のように貧しいセクター(小農民)階級から成り上がるのは絶望的

彼の犯行の多くは家畜泥棒や銀行強盗それと警官への暴行などでした
裕福な恵まれた生活をしている人々を襲う
当時虐げられていた労働者階級の人々にとっては英雄的な行動だったんでしょうね

本作では義賊としてのネッドの場面は多くなく、そこへ行き着くまでの彼の人生に相当尺を取っています
コレ見る限り彼の人生は生まれた時から既に運命は決まっていたような感じです

タイトルに「ギャング」が付くのでスリルやアクションを求めたら、ちょっと拍子抜けするかもしれませんね
淡々と進行していく歴史物です
ただし、結構グロいシーンはあるので苦手な方は要注意です

本作を観るなら少しオーストラリアの歴史を勉強してからの方がより楽しめると思います



【余談】
昔バンドを組んでいたラッセル・クロウ、彼の歌声♫が聴けます
レミゼ以来でしょうか?

もうひとつ『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジーちゃんが美尻♡を披露してます
ポケ文太郎

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