このレビューはネタバレを含みます
なんかエブエブっぽかった。
タイムループものってそれを解くために「道徳的に善き人間になる」ってのが多くて、
そうすると後半が妙に鈍重になりがち。
で、
だいたいタイムループものってコメディだし
主人公が感じ悪い人間だったりするので
笑いが下品だったり差別的だったりする。
終盤で主人公(たち)が善き人間になったり善きことをすることで
タイムループが解かれて
あ〜良かったね、ってなるんだけど、
前半で笑いものにされていた当事者としては
「は?」って思ってしまう。
(少なくとも感動もしないしスカッともしない)
タイムループものじゃないけど『ロマンチックじゃない?』では終盤に明確な反省あったから
気持ちよく見終えることができた。
この映画、全体的にはずっとクズなだけに「ホントに反省した?」と思ってしまう。
ただ、
いちいちコメディ映画は終盤で道徳的に善きことに気づいて反省してるシーンを入れろ!
ってのも窮屈なので、、、まぁいいですよ。