くぼたたた

83歳のやさしいスパイのくぼたたたのレビュー・感想・評価

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)
4.0
おじいちゃんがスパイの割にガンガン行動してて笑うわ。
尾行、真後ろすぎるやろ!
ラストシーンはおじいちゃんにとってはハッピーエンドやけど、ホームの人からしたら切ないバットエンドなんかな…。
ドキュメンタリーらしいけど、普通に一本のストーリー作品としても見れたな。

ていうか、こんなただの人の人生の1イベントを編集やカメラの写し方だけで一本の映画みたいに出来るんやったら、映画いる?ってなるな。
自分の生きてる日常を映画のレンズを通すように見れたら、どんな人生も映画になる。
どこにカメラを置いて編集するかは、自分次第。
自分は、自分の人生という映画の主人公であり、カメラマンであり、監督その他もろもろである。
つまり、みんな人生という映画を自分で撮ってるし、自分で撮ってる映画の中で主人公を演じている。
と思えば人生もそんな悪くないかも…?
そう思うと、映画を撮ってるうえに、その中で生きてるんやから映画を見る必要ってなくない?
やっぱ映画いる?

よし!
怪獣好きやから俺は、近くのスーパー行くのでもローアングルから撮ってるとして、大股開いてちょっと前傾姿勢でたまに唸り声とがあげて怪獣になろかな!
俺は自分の人生を怪獣映画にしよう!
こうして通報されるのであった…。
…やっぱ映画いるわ。
怪獣映画とかパニック映画は特に必要やな。
映画ごめん。
これからもよろしく映画。
普通の人の人生の一場面を一本の映画に出来るって、やっぱ映画ってすごいわ。
くぼたたた

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