素晴らしい
フィクションかと思いきやドキュメンタリーということで驚きました
83歳の主人公が潜入するのは老人ホーム
依頼があり、所内で虐待や盗難が行われていないか調査します
調査という名目ですが、礼儀正しく、優しい主人公は実際のところカウンセラー的な役割を担っていくことになります
テキストは打てないので音声メッセージで探偵事務所とやり取りする主人公
綺麗な字でその日の調査をまとめた後、読み上げて録音していきます
丁寧で誠実な性格がよく表れていて好きなシーンです
結局、所内で問題なのは老人たちの「孤独」であるという結論に落ち着きます
チリの暖かそうな気候も相まって優しい作品です