これは…
なかなかに凄いものを観た感…。。
正直あらすじを読んで冒頭を観ていた時はこの話でドキュメンタリー?どういう状況?どうやって初めから撮ってるの??
と何となく気持ちが入らなかったけれど
絵画泥棒が初めて自分を描いた作品を目にした時の表情があまりに繊細で、
気がついたら一緒に泣いてしまったのには驚いた。
普通のお芝居でも俳優さんの泣き演技や微妙な表情の持って行き方を見るのが好きだけどこれがリアルか…と。(リアル…なのよね?)
気になり過ぎて撮影の経緯を調べたらなるほど…?ではあのシーンは…?など思うところはあったけれど、まぁとはいえ細かい部分は置いておくとしたらなかなか引き込まれるものがある作品だった。
ラストはなんとなくそう落とし込むんだろうなとは思っていたけれど良かったと思う。
精神が不安定な人たちを見るのって結構しんどいところがあるけれどちゃんと前を向いて進んでいたり、きちんと他人と向き合ったりしていて偉いよなと思う。
私も状況は違えど、頑張らないとなと思うなどした。