Shu

ナイトメア・アリーのShuのレビュー・感想・評価

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)
3.5
ギレルモ・デル・トロ監督最新作「ナイトメア・アリー」観てきた。
1940年頃の話、青年スタンは獣人を見せ物にする怪しげなカーニバルの一座と出会い、そこで読心術を学んだスタンは独立してトップ興行師となる。しかし、その先には想像だにしない運命が待ち受けていたからさぁ大変ってな話。
主演はブラッドリー・クーパー、妖艶な魔女…いや心理学博士にケイト・ブランシェット、妖しい占い師トニ・コレット、ヤバさダダ漏れのカーニバル団長にウィレム・デフォー、怪力男にロン・パールマンw、美しき電気ビリビリ人間にルーニー・マーラ♪
この豪華な面々がすでにお化け屋敷である本作。スケジュールの都合で降板したマイケル・シャノンがいたらお化け屋敷ロイヤルストレートフラッシュであった。
本当に恐ろしいのは人間と言うまぁよくあるテーマではあるけど映像の完成度は素晴らしい。1940年代の不気味で陰鬱とした見せ物小屋をはじめ、雨のシーンが多く湿度の高い不気味さが素晴らしいこと。ギレルモ監督得意の悪夢のような映像美が炸裂しとりました。
ただ2時間30分ということもあり、やや冗長に感じたのも確か。せめて2時間にまとめて欲しかったかな。
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