世にも奇妙な物語にありそうな結末。
CM見て想像したような話の内容と違いこじんまりとした内容だった。
たしかに映像は重厚感があるが、展開される話の内容に薄っぺらさを感じ上映時間150分がただただ冗長に感じた。感情移入できる主人公ならばこの時間でも長くは感じなかったかもしれないが所詮ただの子悪党だし...
浮浪者に落ちぶれても顔がいいからかそこまで悲壮感も感じず、
ラストの主役が獣人にまで堕ちるシーンは会話で展開してそのままエンディング入って終わりだし(ブラッドリー・クーパーが獣人にまで落ちぶれる画はNGでたのかな?)、なんだか監督が主演のブラッドリー・クーパーに忖度してるように感じられてなんか消化不良感が残る。
ギレルモ・デル・トロは序盤の戦前の見世物小屋の映像風景だけ撮りたいだけだったんじゃないかと邪推してしまうような映画だった。