大嫌いなギレルモ・デル・トロ監督の作品だけど、ケイト・ブランシェットに釣られて観てしまった。
キモグロ系の作品かと思いきや、なかなかの極上ミステリーでびっくり。「ロスト・チルドレン」でおなじみのロン・パールマンやウィレム・デフォーが脇を固めていて人情味と不気味さも満載。ルーニー・マーラの圧倒的なかわいらしさとケイト・ブランシェットの桁違いの妖艶さは「キャロル」を彷彿とさせてくれた！
ブラッドリー・クーパーの演技も最高だったし、所々にギレルモ・デル・トロ監督こだわりのキモさが演出されていてこちらも見逃せない。
1940年代という古き良き時代の謎めいた雰囲気も素敵で、2時間半という長丁場だったけれども一気見してしまった。
これはおススメ！！
