みずきち

マーベルズのみずきちのレビュー・感想・評価

マーベルズ(2023年製作の映画)
3.0
私はカマラカーンへのキャラ愛があるので乗り越えられたが、そうでなかったら正直厳しかったかも。

◎キャラ愛爆裂できる
これが95%くらい。キャロルの弱みも見れるし、ワンダビジョンではよくわからなかったモニカの能力もよくわかるし、カマラは(ドラマから時間あいてないはずなのに)爆速成長してる。強い女子3人が連携しながら戦ってるのは、なんかよくわからないけど観ていて興奮はする。
カーン一家は相変わらず面白いし。

◎今後の展開に期待できる
2種のエンドクレジットは、「MCUはまだまだ楽しくなっていきそう…!」と思わせてくれるもの。

×いろいろなものが中途半端
途中までは楽しかったのだが、トムヒ嫁ヴィランがなんで突然あんな感じになっちゃったのか、モニカによる時空の裂け目の解説と収拾があっという間すぎること、ヤン王子らへんは果たして必要だったのか、太陽を復活させるキャロル(??)などなど、さすがにやっつけ感がすごい。このへんは、キャラ愛が特になければもうダメすぎポイントだろう。

△ドラマへの誘導は厳しい
ドラマに食らいついてない勢が、この機にミズマーベルやワンダビジョンを観てみようかな?と思える気がしない。例えばアベンジャーズから見始めた人がマイティ・ソーに興味を持つような、あれほどの見せ場やキャラの魅力がカマラとモニカに構成上持たせられてなかった。かといってキャロルに焦点が当たりすぎてたわけでもないので、本当に「ついにマーベルズが揃った!!!感動!!!」ってなるファンしか楽しくないのではないか。私とか。
猫をカワイイクッションとして使いすぎだし。

△シークレットインベージョンは??
直後の話のはずだが、和平交渉という要素以外のいろんなものがどこにいった?状態。あのドラマは私なりに面白かったのだが、一体なんだったのか。クリー人ニューアスガルド(地球)に行ってんじゃんとか、フューリー元気そうじゃん、とか。
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