新年映画始めはこれで。本当は先週見るはずだったのに窓口まで行って財布忘れていて見れなかったので。
いつもの井筒映画の通りで社会からあぶれた者たちに寄り添った視点でアウトローの半生が描かれるけど、正直もっと厳しい状況に追い込まれないと彼らのことをまともには見られないなと思った。生きてるだけで現行犯なんてことを言われていたけど、あながち間違いでは無いんだし。何度も収監されてはいたものの可愛い嫁と仲間に囲まれてそれなりに最後までずっと幸せに見えた。
井筒監督はコンスタントに撮れないのか、撮らないのかどっちなんだろうか。集大成というより井筒エッセンスのダイジェスト感があった。これで仕舞いにしないで2.3年に1本は新作を見たい。
2021年1本目
