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さよなら、私のロンリーのtubure400のレビュー・感想・評価

さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)
4.0
2022年はほとんど映画見れなかった気がして、映画というのは、しばらく見ていないと、1-2時間それに時間を捧げるのが信じられなくなってくるというか、映画一本みるならYoutubeの漫才動画を一本見ようかしら、というか、そういう気持ちになってくる。

久しぶりに映画を見て思ったのは、やっぱり「自分が生きているのとは違う世界」というのがある、と思わせてくれる効果が映画にはあって、それは他のメディアでは満たせないものだなと思わされた。

ミランダ・ジュライの映画は2本くらい見たことがあって、「意味があるんだかないんだかわからないけど、それゆえに感動的なシーン」がいつもあって、とはいえ、なんとなく詰めが甘い感じが常にある。オールド・ドリオのめちゃくちゃなダンス・シーンがピークで、そこからは若干蛇足な感じがなくもない。ただ、世の中にこんな人がいて、こんな人達の映画を撮っているという事実自体に感動してしまうような、いい映画だった。
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