実際に認知症になるとこんな感じだと体験してしまう作品でした。
この作品の凄い所は認知症の視点から描かれていて観ていると本当に困惑していきます。
認知症である80歳の父アンソニーとそれを介護する娘のストーリー。
作品の中で父の認知症の視点から全く繋がらないストーリーがフラッシュバックされたり、その父を看る娘の複雑な感情がこの1時間半の作品に詰め込まれていました。
意味不明と思っても作品をしっかり観れば意味が理解できていったり、あれ?と思うことがずっと続くので本当に不思議な気持ちになりました。
あまりこうゆう体験できる映画は少ないと思うので是非鑑賞してください。