亡くなった祖父が10年くらいずっと認知症で過ごしてて、最初は軽くても晩年はなんにも言葉を話さなくなってしまっていた。最後にアンソニーが言うように自分の葉が散っていくような不安を祖父は過ごしてたのかなと…。もっと一緒にいたり、話しかけたりすべきだったんじゃないかとか色々考えてしまった…。
忘れられる方の気持ちもとても分かる。ずっと長い時間過ごしてきた人に忘れられるって結構辛い。過ごしてきた時間がたくさんあっても人に忘れられてしまうなら、やはり形に残すしか無いんだろうと思う。例えば本とか写真とか。『一週間フレンズ』がノートに書き記していって、ノートの表紙に必ず見返すように書いておくという手法取ってたけど、あれは認知症なんかにも有効なんだろうか。
祖父もたまーにフッと忘れていた私のことを思い出してたんですけど、1度忘れてた人がもう一度思い出してくれると、奇跡のように感じるくらいとても嬉しいんですよね。
アンソニー・ホプキンスのお芝居がとっても良かった。
あと施設の広場の中心にあるモニュメントが施設の中心に置くようなものじゃなくて草
