「羊たちの沈黙」などで有名なアンソニー・ホプキンス氏、名演技でした！！
最後、泣き崩れる『感情失禁』の場面なんて、本当に起こしているのかと思いました！
『もの取られ妄想』のやり取り、映画では腕時計でのやり取りでしたが…。
よく家族から「通帳がない、とってない？と言われ、イライラする、喧嘩になる！」
と相談を受けます。
『認知症』の方やその家族の方の相談に、日々、のっている私としては、
あまり新鮮なものはなかったのですが、
一つ、家族やヘルパーさんが冷たいというのが印象的でした…。
アンソニーの娘の夫は「認知症」についての理解がないし、妻アンのことを愛していたら、あの態度はないんじゃないかな…汗
そして、ヘルパーさんの態度。
アンソニーの言うことが間違っていておかしくても、プロだったら笑ってはいけない！！
ヘルパーさんと合わなかったということですけど、ヘルパーさんにあんな態度を取られたら、いくら物忘れが進行しても直感が働き、相手のことを嫌いになるはず。
最後、施設に入ることになりますが、そこでの介護士さんの接し方が正しいです。
意味がよくわからないことを言われていても、そのことにきちんと共感し、寄り添う看護。
最後の医療者の態度がプロの接し方です。
アンソニーさんには施設で幸せに暮らしてほしいな〜♪
