・度々認知症の症状が出始めた81歳のアンソニー ホームヘルパーを呼び寄せるも それを拒否し辞めて行く状況に娘のアンは悩んでいた そんな中、見知らぬ男が突然部屋にやって来たり アンが別人と入れ替わっていたり…アンソニーの記憶は曖昧になってゆき…的な内容
・これジャンルは何だろう？サスペンス・ヒューマンドラマ？サスペンス・スリラー？ホラー作品ではないですが 誰しもがこの先訪れるかもしれない身近な出来事なだけに 結構な深刻さで怖い物語だなと思いました
・自分が歳を取った時､何が現実か幻覚かどう区別出来るもんなのかと…自分の記憶の正確さなんて何の根拠も自信も無いし…
認知症の追体験と言う感じで大混乱しましたね そこが狙いなんでしょうか…かなり大胆な試みの作品なのではと
・あと コントラスト強めなライティングが独特だなと言う印象でしたが、有名な舞台の映画化、監督のロリアン・ゼレールも劇作家との事で、舞台のスポットライトっぽい陰影だったからか～と納得
・それにしても 老いは誰しもが行く道だとしても なかなかキビしいもんですね…はぁ
