このレビューはネタバレを含みます
切なくて胸にずっしり来る映画だった……
認知症患者の視点で描かれてるから時系列がぐちゃぐちゃで、人物も、それまで聞いてた話もすぐ入れ替わっちゃう
何が本当で今どう言う状況に置かれてるのかが掴みきれない不安感がずっと付き纏って、認知症の人が見ている世界ってこんな感じなんだなって追体験している感じ。
あらすじに「最後に辿り着いた真実とは？」って書いてあるっていうことは、認知症患者視点のお話って事は伏せられてたのかな！？
最初から認知症患者の視点だって思って見てたから、ホラーっぽさとか最後に全ての伏線が回収される感じとかは特になかった
確かになんの前知識もなく見たら違った驚きを感じられたかも。ちょっと悔しい。
メメントっぽいって言うのはとてもよく分かる！！！
アンの旦那さんの言動が胸にチクチクくる😭
気持ちは分かるし、何回も同じ事言われたり疑われたりイライラしちゃうのは仕方ないと思うけど、そんな風に言わないで〜って思った
とにかく俳優の演技が素晴らしい
オリヴィア・コールマンは本当に良い女優さんだなぁ…短めカーリーヘアも似合ってて大好き！！抱え込みすぎないで〜って心配になる
そしてなんと言ってもアンソニー・ホプキンスの老いの演技がすごい
ふとした瞬間の表情で不安を感じさせたり、最後の泣いてるシーンもグッと来る…
マーク・ゲイティスが出て来たのも意外だった！さすがイギリス映画🇬🇧
若干胡散臭く感じちゃうのはマイクロフトの面影がちらつくからだろうなぁ😂
あとはカメラワークがめちゃくちゃオシャレだと思った！！フラットの見せ方とか。
