ちさこっこ

キネマの神様のちさこっこのネタバレレビュー・内容・結末

キネマの神様(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、俳優の特別なファンでも監督のファンでもなく
予備知識は菅田将暉さん出演、沢田研二さんが志村けんさんの代役という事

沢田研二さんが78歳の役
世代的に私の親の物語なので、どうしても目線は娘役の寺島しのぶさんになってしまうし、感情もそう
親は選べないからアル中で賭博依存でもなかなか切れない、でもパートナーは違う、離婚できると思ってしまう私はまだ若いのかな

長年連れ添った淑子とゴウの絆的なものは理解に苦労した。でも歳をとった時にそこにたどり着いているかな、そうなりたいなとも思えた。

若かりし頃のゴウ(菅田将暉さん)の登場はどんなシーンから入るのかと期待していたらベタでした
でもすんなり過去へ行けた

ミステリーでは無いからアップダウンもなくてハラハラもドキドキもなく、時々退屈さを感じた
沢田研二さんが志村けんさんに寄せていたように見えて、志村けんさんを感じてほっこりして涙して、笑って、、そして泣けた 志村けんさんのゴウも見たかったと

ゴウの書いた脚本はどうしても 映画「今夜、ロマンス劇場で」が浮かんできてしまって消えなかった
そして、これがラストに繋がった

ゴウの孫の部屋の外がすぐお墓
これはなぜ??どこかで回収された?
貧乏アピールなのかな


全体的に静かな映画に感じました
ちさこっこ

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