祐

キネマの神様の祐のレビュー・感想・評価

キネマの神様(2021年製作の映画)
3.3
映画を愛して止ま無い男性の若き日の物語

若き日を菅田将暉 50年後を志村けんが主役を務めると話題になったが 叶わず代役を務めた沢田研二 2部構成となる作品ですが それぞれに纏まっており 素晴らしい作品に仕上がってます

ギャンブル漬けで借金まみれのゴウは妻を悲しませてばかり
娘にも見放された駄目な父親
そんな彼にもただ一つ 映画という愛してやまないものがあった
行きつけの名画座の館主テラシンとは 若かりし頃撮影所です働く仲だった
助監督だったゴウは映写技師のテラシン その時代の監督や女優 撮影所の近くの食堂の今からは妻となった娘らに囲まれて 夢を追い求めていた
しかしゴウは初監督作品『キネマの神様』の撮影初日に転落事故です大怪我をして 作品は幻となる
それから50年 かキネマの神様』の台本が出てきた事で ゴウの中で止まっていた夢が再び動き出した
祐