このレビューはネタバレを含みます
設定や配役、どれを取っても面白くないわけではないけど、映画館で見るほどの作品ではないな。というのが感想。
スペシャルドラマって感じ。テレビの二時間枠。
作り込みが甘いというか、登場人物の心情なんかの細かいところに疑問が残った。とくに娘がドクターデスに依頼する流れは、なんでそんな簡単に??ってなる。
それまでに父親と仲が悪いとか、負担になっているんじゃないか?と思ってしまう描写があればわかるけど、とくにそんな描写もなく、デスにちょっとつつかれたくらいで安楽死を望んだりするか?って思ってしまった。
そもそもデスはどうやって薬品手入れたんだって話ですよ。現役で病院勤務ならまだしも。
安楽死は正義なのか悪なのか。っていう重いテーマに比べて、北川景子の蹴り一発で終わるラストはあっさりしすぎでは?
ドクターデスの正義と警察の正義にきちんと決着つけてほしかった。
全体的に色々足りてなくて、残念。