Jimmy

14時間の恐怖のJimmyのレビュー・感想・評価

14時間の恐怖(1951年製作の映画)
3.5
ある男がホテルの15階(1505室)の窓から飛び降りようとするのを警官・母親や父親・元婚約者が止めさせようとする物語。
サスペンスに分類された映画だが、さほどハラハラドキドキ感は感じられず、飛び降りようとする男の動機も微妙😆w

ただ、本作で特筆すべきは、やはりグレース・ケリーのスクリーン・デビュー作であること。(冒頭のビリングは10番目なので、脇役であるが…)
本作では、飛び降り騒動が見える向かいのビルで、グレース・ケリーは夫との離婚調停を行っているのだが、向かい側の騒動が気になって、離婚を止める女性を演じている。
やはり、めちゃくちゃ綺麗‼️
本作は『真昼の決闘』の1年前の映画だが、すでに美貌この上ない💕

10年ぐらい前に観たサム・ワーシントン主演の映画『崖っぷちの男』も高所から飛び降りようとする男を描いていたが、あの作品にはいろいろなエピソードが散りばめられていて、それなりに楽しかった。
本作は、飛び降りようとする男(リチャード・ベースハート)と交通係の警官(ポール・ダグラス)との交流を主に描きながら、男の元婚約者バージニア(バーバラ・ベル・ゲデス)など織り交ぜながらの説得劇。悪くはないが、褒めるほどの映画ではなかった気がする。
しかし、グレース・ケリーの綺麗さ&銀幕デビュー記念作なので、加点しちゃう!😍笑
Jimmy

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