"頭蓋骨を骨折したんだぞ？
肘も、首もだ。無傷な部分があるか？"
"勝ちたい心よ。"
【STORY】
男性だらけの競馬界で名を残した女性騎手ミシェル・ペインの伝記映画。
ミシェルら10人兄妹の互いの関係や、彼女らを男手一つで育てた父親とのドラマも描かれる。
【一言まとめ】
●観やすく心にも残る伝記
●女性なめんな❗️勢いが気持ち良い
●騎手視点の競馬の迫力が凄い
●ダウン症の兄が本人役で出演
【感想】
伝記映画には色々な雰囲気の作品がありますが、今作はとても観やすいタイプの伝記映画でした！
観やすく且つ心にしっかり残る感動ドラマだったので、誰にでもオススメしやすいです❗️
根っから女性を舐め腐って性的な発言をするようなクズは勿論、真剣な顔で女性の力を見くびるようなお偉い方だらけの競馬界。そこに度胸と忍耐・努力で割り入っていくミシェルの姿がどこまでも力強く美しかったです。
きっと彼女の前にだって涙を飲んだ女性騎手(や騎手の卵)はたくさんいた筈。逆風を跳ね除けて女性騎手たちの先陣に立ったミシェルの功績が映画化されたのは最高ですね！！
競馬はやっぱり観客席からレースを眺める視点のイメージなので、レース中の騎手の視点から見る光景・聞く音の臨場感がハンパなかったです！
ミシェルのダウン症の兄スティーヴィーは、ご本人が本人役で出演！
とても素人とは思えない演技に感動しました。
(あまりダウン症に関する知識がなく、台詞を覚えてあんなに自然な演技をできるとは思っていませんでした。失礼しました)
「家族の思いや協力があって皆で勝ち取っていく栄光」という感動確定ドラマ。いいものを観させていただきました。
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観た回数:1回
直近の鑑賞:映画館(20.08.05)
