紅孔雀

グリーンランドー地球最後の2日間ーの紅孔雀のレビュー・感想・評価

3.9
途中まではリアルなデザスターもので、その緊張感を大いに楽しみました。特に、G.バトラーが空港で家族とはぐれるシーンが出色で、かつて評者も同じ体験をしたことを思い出しました。妻を見失い異国の空港で立ち往生。その時の絶望感そして心細さは、今でもありありと思い出されます。その経験が本作とオーバーラップして身につまされました。
ただ惜しむらくは、最後までそのリアル感が持続しないんですね。結構、予定調和的な終わり方で、少し腰砕けの感が否めませんでした。
なお本作でのバトラーさんは少しも「無双」ではありません(笑)。そこはちと新鮮だったかも。
紅孔雀

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