このレビューはネタバレを含みます
オスカーノミネート作品、注目のドキュメンタリー。やっと観ることができた。
リアルとは思えないほどリアルで衝撃的。
傷口に虫がわく映像なんて漫画『はだしのゲン』でしか見たことがなく、戦時中か？医療に関してもこれほど利権が蔓延り、腐敗し、直に患者を診ている(看ている)人の中に声をあげる人が一人しか出てこない。医療者としての使命感はどこにいってしまったのか、信じられない思いだった。
でも一番の衝撃は、日本と酷似していること。それが恐ろしい。
やっぱり投票率が低い。
長い間の権力は腐敗していく。権力者が嘘をつき『できるわけがないこと』を平然とやっている。ひとが死んでも、真実は誤魔化される。それなのに、また国民がそれを選んでしまう。
いまの日本と同じだ。。
どうしたらいいのか。。
物語にはどうすればよいのかの答えはなかったけれど、ジャーナリスト、保健大臣、麻酔科医、そして映画監督。声をあげ行動する人がいる。
彼らのような人達と共に頑張っていくしない。。
