このレビューはネタバレを含みます
ホテルのVODにて鑑賞。
『ミッドサマー』に匹敵!とオススメ説明文書いてあったが、裸体くらいしか共通点を見出せなかった。
どちらが良い悪いではなくて、また別ベクトルのホラーでは?というそもそもの比較が違うな〜と。
“認知症“にフォーカスしていて、愛する人が別人になっていく不安や恐怖、悲しみを描いていた。
得体の知れないもの、理解ができないものって怖いですよね。
クローゼット奥の迷宮というかバグ空間は、そういう未知なる恐怖のメタファーだったのかな……知らんけど。
カラフルなステンドグラスの窓に黒いカビのようなシミがじわじわと広がっていくのも、鮮やかな記憶や思い出が蝕まれていくっていうメタファーなんだろうな……知らんけど。
そういうジメッとした陰鬱な雰囲気のある展開だけど、ラストに壁をブッ壊しているあたりで「やっぱ海外ホラーは物理的な暴力や破壊があっていいよな!」になりました。
これは個人的な嗜好です。