鑑賞後に思う。
このジャケ写の秀逸さよ。
じっとりと怖かった。
お化けとか悪魔とかヒトコワなんかの怖さじゃないんです。
「老い」や「認知症」、そこに関わる家族の心理をホラー仕立で描いているんです。
恐怖の対象が、人として身近に感じるものであり、起こり得るものだというところが怖いんです。
Filmarksさんのあらすじを読んで、『テイキング・オブ・デボラ・ローガン』や『グッドナイト・マミー』『ユー・アー・ノット・マイ・マザー』あたりと同類かと思ってましたが、カテゴリーは全然違いました。
画面が終始暗くて、起ってる事象が「？？」なのはツラいところですが、今作が本当に見せたいのはそこではないと思うので許してあげます😙
母娘三代が川の字に静かに横たわるラストシーンは圧巻でした。
鳥肌が立ちました。そしてちょっとウルッときました🥲
それにしてもこういう怖さの表現方法もあるんですねぇ。
ホント、すごくセンスあると思うし上手いと思いました。
ただ、好き嫌いがハッキリ分かれる作品であるとも思いましたね。
