もの語りたがり屋

RUN/ランのもの語りたがり屋のレビュー・感想・評価

RUN/ラン(2020年製作の映画)
3.2
今作はストレートなサイコスリラー

サイコスリラーとしてハラハラドキドキ手に汗握る展開はあり引き込まれるが、ストーリーや仕掛けは単純で予測でき少し物足りなかった。

前作の全編パソコンの画面の中で物語が展開する『search サーチ』が斬新で新感覚で面白かっただけに期待値が高かったか。

ただ、母娘ふたりの鬼気迫る演技が素晴らしく見応えあり。

娘への歪んだ愛情で暴走するサイコな母を演じたサラ・ポールソンはとにかく目から恐ろしい。

娘役は新人とは思えないほどの演技力。表情の芝居が今作のスリル度を上げていた。私生活でも車椅子を使用しているため身のこなしはリアル。