このレビューはネタバレを含みます
娘の強さを信じる良い母親、からの薬がバレて徐々に秘めた狂気が顕になっていく。
「あなたのため」なんてもう、自分のことしか考えてない親のお決まりのセリフだし、子供を愛してたんじゃなくて愛されたいだけにしか見えない。
母親の背中にあった傷は虐待を受けてた過去なんだろうか?
具体的なシーンはなかったので想像でしかないが。
旦那の姿は1回も出なかったし、出産するまでにも色々あったんだろうなぁ。
まともに愛されず大人になって、愛する親子を求めてた感じ?でも子供の人生なんてどうでもいいんだよなぁ。
求めていた母親を演じて、愛(と思ってるもの)を子供に与え、愛されなかった自分を満たすだけの道具。
奪われてたのは健康な体だけじゃないとこに戦慄したし、そんな呪縛から逃れるお話かと思ってたんだけど、最後の最後で復讐の物語になって自分的にはニヤニヤしてしまった。笑
こういうオチ、割と好きです。