このレビューはネタバレを含みます
あ、主演のキーラさんは自身も車椅子ユーザーなんだ!
すごい。
さすが。
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ウチの母親が思い返すと軽毒親だったので、、ホラー映画として単純に楽しめませんでした。。
この映画の母親はサイコパスの犯罪者だけど、親たちにもちゃんとしたサポートや捌け口があるといいなと思いながら見ました。
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実際に代理ミュンヒハウゼン症候群という精神疾患があるんですね。
障害を持ってる子の親がいちいちそれを疑われるのもつらいけど、、注意しないといけないですね。。
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代理ミュンヒハウゼン症候群とまではいかなくても
「ウチの子は抜けてるところがある」とか「努力しない」とか「すぐ諦める」などと言って、
子供の能力を低く見積もって親である自分の庇護から飛び立てないようにするケースは多そう。
この映画のイントロ(ホームスクール保護者会)でも「ウチの子は自分で保湿クリームさえ選べない」って泣く親がいましたね。
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ラスト。
クロエは復讐としてダイアンに筋弛緩剤?を飲ませようとしますけど、あれは蛇足かなぁ。。
撃たれて階段落ちたダイアンが死なずに入院しててリハビリ頑張れば歩けるようになれる状況にあることは観客は知らないし。。
ダイアンが永久に歩けないのならあの薬飲ませる意味がないから変なシーンだし。。
しかも、クロエが杖で歩きつつ本当の家族と幸せそうにしてるのをダイアンに見せつける方が復讐としては強いのでは。
あの病気ベッドに閉じ込めておかれたほうがダイアンとしては楽なんじゃない?
たまにクロエが来てくれるんでしょ。
なので復讐としてはイマイチかと。
もしかしたら、クロエ自身もちょっとおかしくなっててダイアンを支配下に置きたくなっちゃったのかな。
それであの薬なのかな。