ほにゃららちゃぴらら

RUN/ランのほにゃららちゃぴららのネタバレレビュー・内容・結末

RUN/ラン(2020年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

スリラー映画としての面白さは、
可もなく不可もなくだったかも。

あるあるな人間的怖さがあった。(ヤバイ薬を飲ませて歩けなくしたり病気漬けにするのは中々現実にないにしても…知らんけど)

他に観てきた狂気系作品からするとまだ優しい作りというか、まぁやってる事はだいぶ酷いんだけど、歪んでるが故の行動原理なだけに殺人鬼とはベクトルが違うし、病んでる庇護欲とも言える。

本作と手段や内容は違えど毒親育ちには共感して辛くなる部分もあるかもしれない。
病んでるサイコ女(母親で居たい女、本当の我が子を失った哀しみで精神が壊れた女)の作品。

主人公がたくましいのが救い。終わり方も。
実際は本物の毒親の思うがままに壊されてしまう人いっぱい居る。

関連ワード
毒親育ち、アダルトチルドレン、(共)依存、支配、過干渉、過保護、抑圧、束縛、虐待、子供が欲しい女、自立、親のペットor人形