このレビューはネタバレを含みます
前作を見終わったあと、病院名を検索すると閉業されてることを知りすぐにこちらを鑑賞しました。
最後の診察のようすで、ある患者さんに「私に、一言言ってやりたいことはあるか?」(と言うニュアンス)という問いに
「とても大変なのに、本当によく堪えてがんばって生きてる すごいよ」と言う躁鬱病の私は涙が出ました。
その後、山本先生ご夫婦の生活がスタート、終始、ゼイゼイ…という先生の荒い息が響きます。ぼんやりし始めてしまった奥さんにも普通に振る舞い、想田監督を出前のお寿司でもてなすシーンはこころあたたまりました。
カメラが回っていなくても、がんばって生きていた患者さんのように逞しく生きる山本先生、、、
ふと前回のエンドロールで紹介された亡くなられた出演患者さんたちの姿を思い出すとツンと痛みが走りますが様々な患者さんたちに、きっと想いの相互、ささえあいは合ったのだと思います。と手を握って伝えさせてほしいです。
ありがとうございました。