年老いた先生がゆっくりゆっくりと食器を用意するところをノーカットで映し続ける。猫をカメラでじっと追いかける。焦らない、急かさない、ジタバタしない、先生の「待つ力」をそのまま表すような時間が映画全体に…
>>続きを読む『精神』の続編。
山本医師とその妻、芳子さんに焦点を当てた作品。
山本医師につけたマイクが拾うその息遣いを聞いていると、息苦しくなってくる。
飲み物とお菓子を出す、出前の寿司にお吸い物とお酒を用…
なんか、無印の「精神」とは変わって、
「老い」への嫌悪感とか恐怖を覚えた、、
ご夫婦の生活の様子がたくさん映ってて、
生活音とか居間の感じとか話す声のトーンとかで
おばあちゃん家を思い出した
…
見始めたら前編あるの知り、「精神」見てから、またこれを見た。
儲けなんか考えずに患者さんたちが少しでも楽に生きられるように身を粉にして働いてる人たちがいることを知らせることは良いことと思う。古い診療…
患者をみる
これって全てに共通していると思う。
◯◯病の患者、ではなく
患者その人と対等に向き合う。
それは他者とのかかわりそのものだと思う。あらゆる偏見や差別や
先入観を持たずに人と接するのは…
山本先生の言葉は、
本当に心に沁みます。
これは、山本中毒になるのも、
頷けますね。
そんな山本先生の肩には、
たくさんの患者さんの人生が重くのしかかる。
さぞや、大変だったろうと思います。
「精…
前作に引き続き視聴しました。前作で山本先生凄い方だなぁと思っていたので興味深く見られました。
親族にもいますが、患者にとっての神様みたいなお医者さんというのは必ず仕事が家庭に漏れ出すのだなと思いまし…
前作も観たが精神病というより知的障害がある人多いように思った。だからか話がまどろっこしくて聞いていて辛かった。精神科医は凄い。
自分はどんなに嫌な事があっても何日か寝れば回復していくから精神病にな…
奥さんのトイレを見守るところ。無音になるところ。被写体の尊重が映画の白眉を産む事もあるという気づき。
時間の映画。コミュニケーションの映画。光ありきの。
過去シーンを白黒にする潔い判断。その判断…
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