精神0の作品情報・感想・評価・動画配信

「精神0」に投稿された感想・評価

六花

六花の感想・評価

4.0
アマプラで3日レンタルし、3回見ました。
前作『精神』に引き続きの鑑賞です。

今回は、メンタルヘルス界のヒーロー的存在である山本先生が引退し、今まで患者さんに尽くしてきた生活を、今度は奥様に尽くすというドキュメンタリーです。

私は前作で患者さんのリアルなシーンがとても見ていて落ち着いたので、今回はそれが前半しかないことに最初は悲しかったですが、よくよく見てみると奥様が軽度の認知症を患っており、先生が老老介護で支えるということでした。

認知症を患うとイライラしたり暴れたりする方が多いと思いますが、奥様は非常ににこやかで、監督への気遣いも素晴らしく、優しさが溢れていました。
そしてその奥様のできないことは、先生が愛情を持って手伝います。

愛に溢れた作品で、私もこのような老後を過ごしたいと思うと同時に、近い将来親に支えが必要になった際、先生のように接してあげられるか、と再確認する作品でした。
いろいろなことに気づきました。
ありがとうございます。
前作『精神』を観て、引き続きの鑑賞。
前作で、多くの患者さんたちに信頼され慕われていた、精神科医・山本昌知医師が引退することに。
何十年と山本先生を頼りにしてきた患者さんたちの困惑と戸惑い。
しかし、山本先生には、認知症を患った妻との生活が待っている。
妻・芳子さんは、何かをしなくちゃと思い自分でしようとするのたが、何をしていいのかわからない。夫・山本先生は、そんな芳子さんを決して怒らず温かく見守りながら、家事などを行う。
山本先生も82歳、だんだんいろいろなことが難しくなってきている。どこまで二人で暮らしていけるかわからないが、二人が手を繋いで歩く後ろ姿に、確かに「愛」を感じる。

前作同様、余計なナレーションや過剰な演出がないのがいい。
芳子さん、ずっと誰かを気遣っているの、良い香りだ、って言ったら、誰か顔色悪いの?って。このお菓子食べてねって、包装紙剥いて、美味しいから食べてねって、て忘れちゃうから何回も勧めるの、涙が出るほどかわいくて素敵な女性だった。
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

2.3
 前作『精神』の精神科医・山本昌知医師は80歳を越えて引退することになった。その姿を再び追う。

 前作で医師というより一人の人間として体当たりで患者と向き合う精神科医の姿を映していたが、引退する今作ではその影響の大きさに戸惑う患者やそれまで人生を捧げてきた医師夫婦が映されて前作で見えたものの裏側が見えてしまったように感じた。
敦司

敦司の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

山本先生が引退するのに戸惑う患者達 診察に来て逆に金を無心する 寿司の出前 瓶が開けられないのを静観 老夫婦の純愛 岡山城 後楽園
maruisama

maruisamaの感想・評価

3.6
老夫婦の生活を覗き見させてもらった。

妻は認知症だけれど、常に夫や他者のことを気遣っている。
それを穏やかに見つめる山本医師。

いつまでもこの平穏な生活が続くことを祈ります。
引退を決めた老齢の医師の元へ患者さんが次々に、山本先生がやめたら私はどうしたらいいんでしょう?迷子の子どものように目を泳がせて涙を溜めた瞳で見つめる。先生は患者さんの思いを受け止め安心させる言葉をかける。「共生」山本先生が掲げた信念は私生活でもいきる。いい時も悪い時もひっくるめて、いろいろな時間を一緒に生きてきたおふたり。手を取り歩む姿は共生そのものだ。
『今までの体験でな、そこまでの防御がいったんやな』

聴くこと。
ただ聞く、まず聞く。
前作の時から山本先生は、『どうしたい?』と患者さんに聞いていた。
こうされた、あぁされた、それに日々耐えている患者さんにとって、
自分がどうしたいか考えることも、
その胸中をただ聞いてもらうことも貴重な時間。

手の動作。
手を揉む、さする、重ねる、繋ぐ。
お皿を使う前にキッチンペーパーで拭く。
人が表れる。

特別とは。共生とは。
前作で障がい者手帳の申請を考えている患者さんに、
それを持つことに自身に偏見がないならいいと思うけどな、と伝えていた。
偏見というとネガティブなイメージだが、
この時先生は、
『特別であることとか。』という言葉も付け加えていた。

共生していくために、
ずっと活動してきた山本先生を支えてきた奥さんの話でもある。
認知症で多くを語らなくなった彼女の代わりに、お友だちの話が貴重だった。
いや、認知症になる前から多くを語らなかったから尚更。
山本先生からしたら、特別ではない人と共生するためにおうちに泊まらせることは、
奥さんにとってどうだったか。
まず子供を守りたいという思いはごく自然なことだと思った。
まりも

まりもの感想・評価

4.6
精神科医、山本昌知先生のドキュメンタリー。
前情報なくタイトルで選んでみたら、どうやら12年前の映画「精神」の続編らしい。

対象とするものが想田監督の撮り方に合っていると思う。精神科に来る患者たちだとか、認知症の奥様とか、ただそのまんま。

いろんな事がまごまごしたり、気持ちと手段が伴わなかったり、サッサと片付かず、老いた先生の鼻息の音は常に入ってるし、ちょっと動けば息は乱れてフーフー言っていて、その音も含め、みんな生きているのがちゃんと映っていた。
最近、今必要なものが向こうから勝手にやってくるなー

「精神」も、観ます!
sorairo

sorairoの感想・評価

3.0
この監督はあまり好きなタイプじゃないんですが、前作同様なんかつい見てしまいました。

監督が先生からお酒勧められて、車だからって一度は断るものの、タクシーでいいじゃないとか、こんな機会滅多にないし、みたいな感じで、先生に押し切られるところが良かったな。
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