キャサリン子

シャレードのキャサリン子のレビュー・感想・評価

シャレード(1963年製作の映画)
3.7
資産家の妻レジーナは、離婚を決意した直後に夫を何者かに殺されてしまう。
そして、あるはずの大金も一緒に消えていた・・・。
夫と生前に付き合いのあった男たち4人が容疑者となるのだが、レジーナは彼らから、「消えた大金を隠し持っている」と疑われ命を狙われるハメに…というお話。


オープニング・クレジットがスタイリッシュで洒落ている。音楽も良い!
ヘプバーンが亡くなった時、アメリカのニュース番組は本作を彼女の代表作として紹介したそうです。
私も、「ローマの休日」よりもこちらのほうが好き。
とにかく、すべてがオシャレで洗練されています。
オードリー・ヘップバーンの衣装もとってもカッコいい。


ストーリーは予測不可能な展開で、ラストのどんでん返しも全く読めませんでした。
出てくる男たちはどいつもこいつも胡散臭くて、誰が真犯人なのか全く解らない。
「男はみんな嘘つきね」のレジーナの台詞どおり、嘘つきばかり出てきます。


けれど、最後はしっかり回収してくれるので、スッキリした気持ちで終わりました。
キャサリン子

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