アラシサン弐

佐々木、イン、マイマインのアラシサン弐のレビュー・感想・評価

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)
4.5
一言で表すなら「佐々木ィィィッ」という映画で、後ろに(笑)がつき、(泣)もつき、(汗)もつく。

「青春」って言葉は、冷静に見ると残念で汚くて馬鹿馬鹿しいことが、思い出補正やらで輝いて美しく見える瞬間に感じるのだと思う。
で、佐々木はある種、そんな瞬間の綺麗じゃない部分だけを切り取った男だった。
だから佐々木がいない空間は、まともであるけどぽっかり穴が空いてしまったようだった。
まさに青春の擬人化。

個人的に映画鑑賞であまり感極まらない方なのだけれども、ラストの例のシーンが美しさを感じすぎて涙が出てしまった。

佐々木ッ!佐々木ッ!佐々木ッ!
アラシサン弐

アラシサン弐