このレビューはネタバレを含みます
俳優として売れなくて、日雇いバイトの日々、後輩にも先越されて、恋人と別れてるけど、ズルズルと未練を残したまま一緒に同棲している。主人公ゆうじ。
高校時代に、一緒につるんでいて、家庭環境に問題がありながらも、男子の中のおふざけキャラでムードメーカーだった、「佐々木」
その他のキャラクターも「あ、こんなやついたよな〜」となる、そんな自分の青春時代を振り返りながら、楽しむ映画。
共感できる人も、共感できない人も、自分の学生時代ってどんなだっただろうかと振り返って、少しだけ自分を見つめ直すいい機会を与えてくれる映画だと思った。
全体的に間をとって、ゆったりとしたテンポの映画なので、退屈に感じる人は退屈に感じそう。
あと、男の友情的なものが主体なので、女性の方も好き嫌いは別れそうだと思った。
個人的に、好きなシーンは
一見モテなそうな木村が、いつの間にか好きな子と、消しゴムを無言で使い合うようになっていたシーンがなんだか青春を感じた。
いい演出だ思った。
あと、カスタムロボも懐かしすぎた。
気になることとしては、佐々木の部屋に飾ってる絵だったりに、なにか意味や、監督のこだわりはあったりするのだろうか?