毛玉

佐々木、イン、マイマインの毛玉のレビュー・感想・評価

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)
4.5
初めて感情移入による辛さで1度断念した映画でした。
今回はがんばって見ました。
映画は最高です。気になるところがゼロではなかったけど、間違いなく最高です。

僕が感情移入してしまったのは、主人公の石井と佐々木です。
序盤から佐々木に感情移入しまくっていたら、じわじわと石井が追いかけてきました。
僕が最初にリタイアしたのは、序盤のバスケ後の石井と佐々木の会話シーンです。解像度が高すぎて痛かったです。

僕の好きな俳優さんが多くて嬉しかったです。苗村役に登場したあの女優さんは、僕が最近で1番好きなひとだったので、余計に辛くなりました。嬉しくて、辛かったです。

ラストの岡本太郎並みの爆発で訳がわからない感動をさせられましたが、根底には痛みがありました。僕はまだまだ佐々木から前に進めないかもしれません。

間違いなく大事な作品になりました。
僕にとって、フィジカルで手元に置いておきたい作品です。この映画はスコア関係なく、別枠です。
ありがとな、佐々木。
毛玉

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