ロングランヒットも納得の、笑いも涙も恐怖も興奮も、全てを届けてくれるビッグエンタメ作品でした。
今作、本当にすごい。
鬼太郎の誕生の物語は、あまりにも有名で、ゲゲゲの鬼太郎をあまり通ったことのない私でも読んだことのある作品です。
それに、こんな魂を震わせる後日談があったなんて…。
ネタバレになるので言えませんが、私は本編中に2回泣き、エンドロールでとどめを刺されました。
原作を読んでから本作を見て、エンドロールを見届けてほしいなと思います…。
「目玉の親父がどうして目玉なのかがわかるよ」と知って、本作が気にならない日本人はいないでしょう。鬼太郎の頭上で「ｵｲ」と言っている彼のエピソードゼロが、本作です。
彼がやってきた村には、ひょんな理由から東京のサラリーマン、水木もいました。彼が巻き込まれた村のお家騒動に協力しながら、やがて鬼太郎の父と水木はバディになっていきます。
そう！バディモノとして、今作はめちゃくちゃに熱い…！熱すぎるのです…！
アクション、ホラー、ミステリー、グロ、ファンタジー、ヒューマン…全てが素晴らしい塩梅で共存している、まさしく傑作でした！
これが見放題で見られる今、今のうちに見てみてください！
中には、とても辛い描写や直接的なグロ表現も登場します。見たくないシーンは、どうぞ、片目を瞑ってご覧ください…。
水木、誰がなんと言おうと、お前はいい人間だ。
